昨日はニューヨークタイムにポンドが急騰しましたが、メイ首相が2回目の国民投票を提案、というヘッドラインでした。急騰時、内容を確認せずにスキャルピングでショートしたので、-30pipsまで含み損がふくらみました。
急変時は、数分間様子見するのが一番良いですね。たとえ取れなくても、よく分からない値動きで負けなると、後悔します。ろくに準備もせずにスキャルに血眼になっていると、やはり勝てないものだと実感しました。気を抜いていると、大局やネックラインの場所を覚えていないからです。
ポンド円を1時間足で見てください。
この下降トレンドラインを前日から引いて見ていました。ダブルボトムかトリプルボトムか、底値圏の形になりそうだなぁ、という感じで見ていたのですが、値幅をとっておけばよかったです。とりあえず、直近のもみ幅の2倍が値幅達成の目安です。A=Bになります。準備不足でした。
スキャルピングであっても、大局を把握し、ネックラインや値幅をとって準備しておくことは必須です。1分足だけ見ていても、勝てるものではありません。
さて、ブレグジットに関しては、国民再投票という可能性がでてきました。
かりにそうなったとしても、ハードブレグジットはあり得ますし、マーケットは、まだポンドショート継続かもしれません。昨日は、100pipsほど急騰しましたが、ショートカバーが入ってもこれ位なのでしょうか。
ポンドドル、ポンド円ともに、大きなネックラインを下抜けた状態で、昨日もこのネックラインを上抜けしていません。大局は、下げトレンド継続しています。次のチャートはポンドドル日足ですが、ネックラインを切り下げています。
週足も見ておきます。
週足の方がパッと見はしっくりきますね。
パーフェクトオーダーで、移動平均線より下でヘッド&ショルダーズがでています。これが15分足なら、その日は完全ショート目線です。ただ、これは週足なので、短期的には上昇することもあります。タイミングが全てであり、トレードの難しさです。
ひとつ言えることは、今週のニューヨーククローズで、週足が陽線か陰線か、重要になるのではないでしょうか。逆算すると、あと3日の高値、安値の切り上げ(切り下げ)方は意識したいところです。ポンドの意識すべきところがなんとなくでも決まったら、他の通貨ペアも見るべきポイントをみつけていきます。
トレードノートをつけているなら、このようなポイントを書いておくといいでしょう。週末になったときに、今日考えていたことが分かります。1日たつと、「あれ、昨日なに考えていたかな?」となりますからね。