チャート分析 PR

ドル円|結果出ず相場は迷い

大統領選は、明日以降に持ち越しとなりました。相場も気迷いでしょうか。主要通貨ペアは、全てY波動になって方向感が出ていません。ドル円の30分足を見てください。

アジアタイムで高値更新したあと、ロンドンで安値更新して反転、移動平均線近くまで戻しています。典型的なY波動で、方向性がない相場です。選挙結果が出れば多少動くのでしょうが、今回の大統領選における為替市場は、「インパクトがない相場」で終了しました。値幅は確かにありますが、「過剰に反応した経済指標」と同じレベルでしょう。コロナショックのあとの低ボラティリティが解消されるかと期待していましたが、そうはなりませんでした。11時から12時にかけての105.00円ブレイクは、いよいよ流れが変わると考えた時刻でもありました。戻り売りも想定しなければなりませんでした。

予想通りにいかないのが相場ですね。改めて実感しました。明日以降は、何も期待せずに淡々とテクニカルでトレードしたいと思います。

日足を見ると、気になる上ヒゲになりました。
パーフェクトオーダーをキープし、104.70円~80円付近がネックラインです。

1時間足も見ておきましょう。

今日の高値が105.50円を上抜けできなかったので、チャネルラインで高値切り下げとなりました。ただ、移動平均線を見ると完全にレンジですね。日足は下降トレンドなので、下落の波にのまれるのかに注目でしょうか。何も無ければじりじりと下げる印象を受けます。そうでなければ、上昇する材料が必要です。どちらにせよ、1時間足で移動平均線が傾くまで、待ちたいと思います。