相場には得意、苦手があります。
どんな相場でも勝てるのが理想ですが、そんなトレーダーはいないと思います。大きな利益を上げるトレーダーは、勝てると踏んだ相場で、大きなロットでトレードするから成しえるのです。ですから、まず得意な相場と苦手な相場を認識することが重要です。これができれば、あとは得意な相場がくるのを待つだけです。
まだ自分で認識できない方や、これからスキャルピングをする方などは、とにかく量をこなすのがおすすめです。相場を選んでスキャルピングするのではなく、今ある相場でスキャルピングしまくるのです。私は、今でこそリスクを取らず得意な相場がきそうな時だけトレードし、苦手な相場は手を出さなくて良い状況になっています(量より質)。
ただ、相場が動かない時に何もしていないわけではありません。感覚が鈍らないように、1000通貨で流すスキャルピングを「常に」行なっています。遊びというと語弊がありますが、1日に数百円の変動しかないためブログには載せていません。履歴では次のような内容です。

まだまだスキャルピングが発展途上の方は、質より量を重視して極小ロットでスキャルピングを繰り返すのもおすすめです。スキル向上や手法を決めていくために、数をこなすことが損になることはありませんし、利益にはなりませんが練習になります。いろいろな相場でスキャルピングすれば、いやでも感覚はつかめるようになるでしょう。
ビギナーの方は、感覚をつかむのが大切です。同じようなことは、2021年8月に書いていました↓
この記事は、スキャルピングではなくトレード全体にいえることで、利益を上げる感覚を得るのが目的です。とにかくポジションを保有し、考えることが重要になるでしょう。
最終的には、回数ではなくどれだけ効率よく利益を上げられるか、という質が重要になってきます。そのための練習という意味合いで、常にスキャルピングするのはおすすめです。また、ある程度の手法があっても日々の感覚が鈍らないようにするためにも、トレードしまくるのはいいかもしれません。
ロットが小さいと意味がないと思うかもしれませんが、基礎練習だと思って毎日やってみて下さい。派手なパフォーマンスは、こういった基本的なスキルがあるからできることです。得意な相場がきたときに、すぐに対応できるように感覚は鈍らせないようにしましょう。