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N波動|チャート分析の精度を高める理論

インジケーターを使いこなすのは、簡単ではありません。過去の統計と未来の確率は一致しませんし、インジケーターは無数にあります。そもそも、どれが勝てるインジケーターがか分かりません。あるインジケーターが買いを示唆するとき、別のインジケーターは売りのシグナルが出ることは普通にあります。

では、どうすれば使いこなせるかというと、為替の「値動きの仕組み」を知っておくことです。大雑把でもいいので、「だいたいこんな感じで動く」というものです。

チャートはフラクタル構造なので、そもそも値動きの仕組みなど解明できないかもしれません。為替市場は、あまりにも変動要因が多すぎますからね。ただし、チャートを分解していくと、「Nの字を描く」ことは間違いないでしょう。一方向へ進むことはなく、必ず「押し目」や「戻り」を形成します。それがN字になります。

※チャートは過去のユーロ円です

N字になる、という仕組みを前提にインジケーターを検証すると、特徴がつかみやすいです。ただし、N波動がでるのはトレンド発生時です(レンジではチャートパターンなどの分析が有効)。

トレードで利益を上げるのはトレンドなので、N波動の認識は必須と考えています。チャート分析するうえで、(N波動のような)軸となる前提があると分析に一貫性が出てきます。

私は、FXを初めて4年~5年は鳴かず飛ばずでした。思い返すと、「N字」になるという前提でチャートを見てなかったからかもしれません。下がったら買う、もっと下がったらナンピンする、上がったら利益確定する、だけでした。これでは値ごろ感でトレードするのも当然です。

N字になるプロセスを考え、「上げるならココから」「下げるならココから」と予測と復習をし始めたら、勝てるようになりました。頭の中で、「どういうN字になるか」を考えながらチャートを見始めてからです。それからインジケーターを使いこなせるようになりました。最初に勝てるとひらめいたのが、スキャルピングにおける移動平均線とエンベロープだっただけです。

下記は、昨日のドル円1分足です。
指標で上昇しましたが、押し目をつけてから上昇しませんでした。N波動の後半部分が出なかったので、トレードは難しいです(もちろん私だけですが)。

N字のプロセスを考えていると、トレードするか否かの判断が簡単です。また、トレードするなら、どの引き出し(=勝ち方、勝ちパターン、利益にする手法等)を使うか、前提(=N波動)があるので、すぐに思い付きます。

どんなチャート分析をするにしても、前提として、相場の仕組みをベースに考えている、ということです。私の場合は、N字、N波動です。常に、頭にあります。1分足~週足まで、どの時間軸でも使えるので、N字、N波動をベースにチャート分析することは、おすすめです。1分足ならスキャルピング、15分足や1時間足ならデイトレードなど。最初に触れましたが、大雑把で構いません。なんとなく、N字になるにはここが押し目で、ここが戻りかもしれない・・・と考えるだけで良いです。