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指標時のスキャル(押し目買い)

昨日は23時にISM指標があり、ドル円が動きました。
順張りをしたので、判断を見てみます。

発表直後に急騰し、それから押し目をつけ上昇していきました(チャート四角の箇所)。
押し目をつけたとき、判断は3つです。

① 押し目をつけて上昇する
② 行って来いからレンジ
③ 行って来いから反対に振れて下降トレンド

四角の箇所を拡大したのが下記です。

今回は、①の押し目を付けて上昇となりました。
ただし、結果論であり渦中はどうなるかわかりません。3本目の陽線で強いと感じましたが、4本目から陰線。数本陰線が出て上昇するイメージです。基本は、最初に大きく振れた方向(今回は上)へ、トレンドが発生する目線にしています。ですから、急騰したので押し目買い戦略です。

あとは、押し目買いをするだけです。4、5、6本目で陰線なので、7本目はロングしました。3本陰線が続いたら、次からトレンド回帰しやすい傾向にあるからです。しかし、今回は次の8本目でも陰線。ここは損切りとなりました。次は、移動平均線まで待ちます。Aの箇所ですね。移動平均線は、押し目買いの最後の壁になります。ここを下抜けたら、絶対に損切りするようにしています。②③の可能性が高くなるので、順張り目線は終わりです。

Aで反発し、Bでも移動平均線の下抜けを阻止しています。18本目で大きく陽線ですから、ここから普通に順張りのロング回転です。今回は、単純に押し目買いをしただけです。先週の雇用統計は下げ相場でした。押し目買い、戻り売りというシンプルな順張りスキャルピングです。

指標時は、方向も値幅も未知です。
動いた後にその場で判断しトレードできるのは、スキャルピングのメリットです。また、ニューヨーク時間は、就寝というタイムリミットがあるので、長いポジションホールドはできません。