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エリオット波動と値幅

昨日は、値動きの基本となる3つの理論(法則)を書きました。
オージー円で上昇トレンドが発生しているので、見てみましょう。17:30時点の15分足です。

エリオット波動だと、第一波から発生し、現在は第五波にカウントできます(人によりカウント方法は異なるので正解はありません。逆に、誤りもないです。)。82.50円にストップロスがあったので、さきほどブレイクし、エリオット波動を形成中になります。

もちろん上げる保証はありませんが、トレードする根拠にはなります。では、上昇した場合は、どこまで上げるでしょうか。一番簡単な目安は、第一波や第三波の値幅です。第一波はおとといの値幅(高値と安値の値幅)、第三波は昨日の値幅で、下記のとおりです。

一昨日は100pips
昨日は120pips

1日で100pips前後の値幅が出るとイメージできれば、目安になりますね。17:30時点で、本日の値幅は60pipsですから、もしトレンドが進むならあと40pipsは伸びるとイメージできます。利益確定は意外と難しく、どこで利益確定をしたらいいか迷うことが多いです。チャートの形で決めるパターン、値幅などの数字で決める方法もあります。デイトレードで翌日の持ち越さない場合、1日のおおよその値幅を利益確定にするのは、いい方法だと思います。

ポンド円は、昨日おとといは1日150pips前後の値幅が出ています(ドル円の3倍ほど値幅があります)。通貨ペアによって異なりますので、おおよその「1日の値幅」を頭にいれておくと良いです。また、アジア時間は比較的せまい値幅で動き、ロンドン時間から、いっきにその日の値幅を出してくることが多いです。そうすると、トレード内容もそれに従って決まってきます。1日の値幅を考えるだけで、トレードは意外と簡単に思えてきます。そして、大切なことは、イメージは外れることを前提にする点です。予想は毎日外れますから、すぐに目線を立て直すことも見越しておきましょう。