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短期トレンドの種類

昨日もニューヨーク時間の経済指標で、短期トレンドが発生しました。
ドル円が下落したので、昨日のように1分足で戻りを測ってみます。下記は1分足で、指標後の戻りはフィボナッチで61.8%、50.0%を超えたので全戻しも考えましたが、そこから大幅下落。移動平均線が下向きで、タッチしないまま下げたので、50.0%も61.8%もあまり意味がないのでしょう。移動平均線の傾きをしっかり見るべきと感じました(移動平均線が下向きなら、下目線にしておく)。

21時半の指標から、1時間ちょっとで100pips以上の下げとなりました。最初の戻り以外、じりじりと下げていく展開ですから、突っ込み売りをしないと取れない相場です。5分足で見ると、次のように戻りという戻りがありません。個人的には、突っ込み売りはあまり得意ではありません。

今週の相場を見ると、乱高下しながら、深い押し目や戻りをつけてぐんぐん進んでいく短期トレンドは少ないでしょうか。まず、10日の月曜日に、下記の相場がありました。5分足ですが、押し目がありません。

押し目待ちに押し目無し、戻り待ちに戻り無しという格言がありますが、その通りの短期トレンドです。同じやり方で、全ての相場に対応することはできませんから、トレンドの種類により勝ったり負けたりします。どのような相場なのか、という分析だけは行なっておきたいです。

1日ごとの変化に気付くのは難しいですが、1週間経過すると値動きが変わっていたりします。1か月や3か月経過すると、大きく変わります。

ただ、いきなり数か月間の変化に気付くのでは遅いです。何もしていないと、気付いたときは勝てない時で、時すでに遅しでしょう。毎日意識しているからこそ、1週間や1か月くらいの変化に気づきます。誰にでも目にすることができるファンダメンタルは、ヘッドラインを見ればわかります。しかし、ファンダメンタルをもとに、相場をけん引しているヘッジファンドがどういう売買をするのかまでは、わかりませんから、それをテクニカルで意識して読み取るようにしたいです。