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ユーロドル|エンベロープのゾーンの違い

ドル円がじわじわと上昇しています。
110.50円を上抜けましたが、大きな値幅を出すこともなく、変な上下動もありません。スキャルピングの場合、あまりチャンスが無い動き方ですね。ドル円は、しばらくこのような値動きになるような気がします。スプレッドが狭いドル円よりも、多少スプレッドが広くても動いている通貨ペアを、ぜひトレードしてください。今は、ユーロドルやポンドドルがチャンス多いです。ポンド円とユーロ円でも良いですね。

ユーロは、ここにきてイタリアの政局リスクが出てきました。ユーロにとっては下落材料なので、ファンダメンタル的には「戻り売り」でしょうか。材料は何であれば、乱高下すればスキャルピングのチャンスになります。

今日の1分足を見てください。
16:00~22:30頃です。

4つのポイントで、エンベロープのゾーンの到達し、逆張りのチャンスがありました。

それぞれ特徴があります。
Aは、ゾーン①に到達してエントリーしても損切りの可能性が高いです(スルーできれば一番良いですが)。その数分後、陽線が伸びた箇所がチャンスですね。ゾーン②にタッチするかどうかでしたが、陽線が伸びたのでエントリーできます。

Bは、普通にエントリーできます。

Cは、損益の差が出るポイントだと思います。
結果的にじり下げですが、ゾーン①でエントリーしても、ここは間違いなく損切りでしょう(ちなみに、私は損切りしました)。きちんと損切りして次の反転する箇所まで待てるかどうかです。今日の安値を更新した箇所だと分かっていれば、下げが加速するかもしれない、と予測できます。ゾーン①に到達したときが、安値、つまりネックラインだったので、反発しなければ下にブレイクするということです。私は、ちょっとした反発を狙いましたが、ダメでした(安値を下抜けました)。

トレンドが出たら、何かを達成するまで進みます。じりじり下げていますが、Bの値幅のE計算がでて、ちょうど2倍で反発しています。ロングするなら、長い陰線が出るか、ゾーン②タッチするか、値幅達成するかでしょうか。

Dは、5本位じり上げですね。
ゾーン①に到達した陽線でエントリーしても、これは損切りで仕方ないでしょう。ネックラインにあたるまで上昇しました。ネックラインは、BC間の戻り高値(19:10頃)です。
4つの短期トレンドになります。

どのトレンド見ても、判断材料は微妙に異なります。損切りになったら、次はどこで反転するか、考えれば問題ないと思います。根拠なく何度もエントリーし、連敗することは防ぎましょう。ゾーン①は、やみくもにエントリーするのではなく、スルーすべきかどうかも考えます。

ユーロドルはボラティリティが高まっています。ストップやオプション情報を見ても、ユーロドルに注文が多く入っているようなので、しばらく動きそうな通貨ペアです。