FOMCが終わり、ドル買いの流れでしょうか。
アジア→ロンドン→ニューヨークと、マーケットが地球を一周しても同じ流れなら、ある程度強いかもしれません。全市場の投資家が参加済みになるからです。流れが決まれば、それに乗るのがトレンドフォローです。簡単なことではありませんが、トレンドが発生すると値幅が出るので、必然的に「利幅」が取れます。
損失を上回る利益を上げるには、この「利幅」が取れる場面でトレードできなければなりません。そして、ポジションを取るタイミングは、テクニカルで決めるのがおすすめです。相場が動くとチャートパターンができますから、チャートパターンが形成されたらタイミングを合わせやすいです。
昨日豪ドルについて書いたので、現在の豪ドル/米ドルを見てみましょう。
15分足です。
FOMCで急落し、今日のロンドン前半まで戻りをつけました。ダブルボトムからのダブルトップに見えます。ネックラインは同じですから、このネックラインが節目です。移動平均線はパーフェクトオーダーなので、ダブルトップのネックラインを下抜けたときは、トレンド回帰がイメージできます。
これを5分足で見てみます。
ライン1本でチャートパターンがわかりますから、見逃したくない場面です。普段から高値や安値、そしてチャートパターンの形成過程を意識していないと、むずかしいかもしれません。ただ、毎日チャート見て練習さえすれば、「ココで止まるのではないか」「ココからトレンド回帰するのではないか」というイメージができるようになります。まずは、イメージできるようになるのが大切です。
相場が動いた後のもみ合いは、何かしらヒントがあります。短期トレンドが発生したら、注意深く観察してみてください。トレンド方向へポジションを持ち、それがイメージ通りに進めば、利幅を伴った勝ちトレードになります。