スキャルピングは、1分足で短期トレンドが発生したときだけエントリーするようにしています。トレンドが出ると、スピード感や波・値幅などの規則性が出ることが多いです。そうすると、期待値の高いスキャルピングが可能になります。
スキャルピングは、
①トレンド方向に進むときは順張り
②オーバーシュートしたら逆張り
という手順です。
先週のドル円は、そこそこ動きました。実戦では順張りと逆張りを繰り返しながら、トレンドについていきますが、今回は逆張りで期待値の高いポイントだけを振り返ってみます。私は、移動平均線を中心としエンベロープで5つのゾーンにわけます。逆張りの場合、ゾーン③④⑤にきた時が「期待値の高いおいしいポイント」と考えています。
まず、月曜日の1分足です。
Aが、エンベロープでゾーン③に到達したぽポイントです。トレンドの中で、たった1回しか到達していませんから、頻繁にあるシグナルではありません。ただ、ゾーン③④⑤は、移動平均線からかなり乖離する場面なので、反転しやすく値幅も取れます。
N波動も出ていますから、第2波からの流れを把握しやすいです。下がり続けることはなく戻りがあるとわかっているので、ゾーン③より外側に入ったら逆張りしておきたいです。
次に水曜日の1分足を見てみます。
ゾーン⑤に到達しています。
18時台(下記のA)もゾーン⑤です。ただ、どちらも第1波なので、様子見でも良いと思います。ヘッドラインや介入で暴落する可能性もありますから、第1波をエンベロープのゾーンだけを根拠にしてエントリーする必要はありません。最近の流れから、介入でない限り第1波でも戻りがあるので、私はエントリーしてしまいますが。
BやCは、確実にロングしておきたいポイントです。Bは、Aから始まった下降トレンドの最中でオーバーシュートぎみに下げた箇所、Cは小さなN波動の第3波でしかもゾーン③です。反転する確率が高く、しっかりエントリーしておきたいです。
下記は木曜日の9時台です。
第1波ですが、チャート左に長い下ヒゲのローソク足がすでにありますから、ただの強いトレンドの前兆と判断してもいいでしょう。ゾーン③④⑤でもみ合っていますから、どこかでロングできれば良いと思います。
ロンドンからニューヨークにかけては下記チャートです。
Aはゾーン③、
Bは第1波から第2波、第3波とN波動を描いてゾーン③④⑤に到達しているので逆張りショートのチャンスです。
次は金曜日です。
アジアとニューヨークに動きました。アジアは9時台でゾーン③に到達しました。
特に、下記チャートのニューヨーク時間は段階的に下落してゾーン③④⑤に到達しているので、逆張りのチャンスになります。N波動ということです。
「思い切って」という言い方は変かもしれませんが、しっかりエントリーしておきたいです。ゾーン③④⑤の逆張りは期待値高いです。もちろん勝率100%はありませんが、怖いと思われる逆張りも、移動平均線から乖離するほど反転する力も働くので、何度もこういった相場でトレードして勝ちパターンを増やしてください。
また、エンベロープだけでなくチャートツール(ラインなど)を組み合わせてトレードするのが基本です。
今回は逆張りだけを見ましたが、実戦では順張りと交互にトレードすることになります。秒スキャならかなりのトレード回数です。順張りは下記の記事などを参考にしてください。
※なお、1分足チャートのエンベロープの設定を含め、5分足~日足も、JFXに口座開設をすると私と同じチャート設定が一発で可能です(インジケーターをプレゼント中)。口座開設していない人はコチラからどうぞ。