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やってはいけないトレード

トレード方法や資金管理は人それぞれです。
正解はなく、これをやれば勝てるという必勝法はありません。真剣に学び、毎日トレードし、復習や検証を5年10年続けても、勝てない人は勝てないのです。逆に、「これはやってはいけないトレード」という負けるであろう行動はあります。

そのうちの一つに、「自暴自棄になる」「冷静さを失ったトレードをする」「やけになる」点が挙げられます。俗にいう「キレる」ということです。キレるといっても、良い意味ではありません。瞬時に判断して的確なトレードをするような「優れたスキル」ではありません。冷静さを失うことです。

熱くなるかどうかは、その人の性格によると思います。
私はどちらかというとキレてしまうタイプです。決して人を傷つけたりはしませんが、自分のやっていることがうまくいかず、一時的に(自分に対して)沸騰してしまうことがあります。熱くなったとき、どんな行動をするかが、大きな分かれ道です。

私の場合は、「大きなロットで取り返そうとする」行動に出てしまいます。普段は怖くて注文できないような大きなロットを、熱くなった状態でエントリーしますから、かなり危険だと思います。これで負けると大損になります。

金曜日は、何をやっても損切りになりキレた挙句、いきなり50枚でエントリーしました(下記画像参照)。上の黄色のほうは、50枚を2ショットで100枚ホールドしています(キレるといっても叫んだりしません。トレードでイライラした状態です。)。

「これはやってはいけない」トレードです。数pipsで利食いできましたが、これが逆行していたら、損切りして100枚で再エントリーしているかもしれません。短時間で大損する可能性があり、後悔しか残らないでしょう。

こういった感情を抑えることはできるのでしょうか?
おそらく、性格を変えない限り無理だと思います。性格を変えることはできないでしょうから、自分の弱点と思ってトレードするしかありません。ただ、何もできないわけではありません。資金管理で、ロットを張れないようにすればいいのです。

必要以上の証拠金を入れなければ、そもそもポジションが持てません。そうすれば、大きなロットを張らずに済みます。上記の口座は820万入っていますが、ワンショット50枚だと2回(100万通貨まで)しかクリックできません。自分でロットをコントロールできないのですが、結果的にはいつも少しの損失で済んでいます。

ですから、私は勝ったら出金をします。複利で運用できないので、見ての通り利益は右肩上がりではありません。利益は出金し、1000万円~1500万円を単利運用する。これが私にとって最適なFXの運用方法かもしれません。今以上のリターンを求めると、リスクを管理できなくなります。

トレードは、時間軸や作法がある程度決まると、あとはメンタルとの戦いではないかと思います。稼ぐためにはロットを上げなければなりませんから、資産もメンタルも変動が大きくなります。やってはいけない行動を発動させないために、何か制限をかけておくのも一つの手です。私の場合は、大ロットを張れないように最低限の証拠金にしておくことです。

もちろんキレないに越したことはありません。