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準備不足による負けトレードから学ぶ

昨日は、ロンドン時間でEUR/USDが大幅下落しました。第1波はわずか20分で100pipsも下げましたたが、ここ半年で何回か同じ値動きがあり、この先もあるはずですからトレードされていない方も参考にして下さい。

第2波も同様な下落で、30分で100pips下げましたね。私は第1波で-40万、第2波で+30万でした。第1波でのミスは明確でした。

ユーロドル1分足です。

まず、その日のチャート分析を全くしておらず、ゾーンに入ったので気軽にエントリーしました。しかし、実はその日の安値をブレイクした下落の始まりでした。安値ブレイクは後で気付いたのですが、もし事前準備をしていれば「安値ブレイク」で「ロンドン勢参入」、また「FOMCの波が継続」、さらには「初動」ですから、本当に注意しなければならないポイントです。

特に「初動」は重要ですから、全く様子見せずに運のトレードをしていた事になります。事前準備がないから、損切りも再エントリーも根拠なく行なっているだけでした。FOMCの相場を見ていないので、より分析しなければなりませんでした。もし見ていれば、ブレイク時は危険という感覚があったかもしれません。こうしてみると、自分の怠惰がいくつも重なって負けが発生しています。

逆に原因がはっきりしているので、負けパターンのひとつとして経験値は上がったと思います。再確認程度ですが・・。これを生かす相場が第2波で、すぐにやってきました。第1波では、10分間の最大値幅が60ピップ、第5ゾーンをちょい抜けしています。もし暴落や暴騰があれば、同じ波を想定していましたので第2波では比較的楽にトレードできました。

第1波という「初動」が確認でき、値幅もローソク足の動きも確認できました。下落幅と10分間値幅もほとんど同じでした。皆様は、第1ゾーンや第2ゾーンでは損切りしたくない、逆に第4ゾーンや第5ゾーンでは怖いから損切りしたい、こんな感情になる事はありませんか? トレードは感情とは逆の行動が求められます。逆を実行しなければなりません。

私は、第1波ではもしかしたらFOMC位の波がきて一気に200pips位下落するのではないか? と考えてしまい、チャンスのポイントで損切りしました。準備不足のため、自信がなくてこのような感情になるのですね。また、第1波はトレンドの中でも一番難しいので、負ける原因が重なっています。端的にまとめてみます。

■FOMCに参加していないので、いつも以上にチャート分析すべきだった。
■高値・安値・節目・レジスタンスサポートラインを確認すべきだった。
■突然の初動なので、せめて数分は様子すべきだった。
■最近はロンドン早朝から動くのに、警戒していなかった。
■ニュースの確認も怠っていた。
■損切り価格より不利な価格で再エントリーを繰り返して、全ポジション負け。

その日チャートを立ち上げてから何も分析していない、という事でした。このような原因で負けた事、皆様もありませんか? 一番陥りやすい負けパターンです。また、解消すれば勝てる事を意味します。人の振り見て我が振り直して下さい!

デイトレードでは、昨日200pips近く取れました。ロットは少ないですが、自信がついたらトレードがさらにパワーアップするので研究を重ねたいと思います。50pips以上取れると純粋に喜んでしまうので、喜怒哀楽が無くなれば活用できると思います。喜んでいるうちはダメなのです。