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含み損のトルコリラ/円

トルコリラ/円が下落しています。
先日の大統領選で、エルドアン氏が再選・・

トルコリラ/円で、1年半前からスワップトレードしています。スワップは着実に付与されていますが、トルコリラという通貨そのものの下落が激しく、全く利益が出ていません。

ポジション損益:-27万
スワップ:+7.7万

スワップが、含み損を超える日はくるのでしょうか?

高金利の通貨は高インフレであるため、通貨の価値は下落します。そのため、どんなに高スワップだとしても、通貨の下落幅の方が大きければ為替差損となります。トルコリラ/円のように、スワップだけで含み損を解消するのは難しくなります。そうすると、トルコリラ/円自体が上昇しないと意味がないため、結局のところ為替差益が大前提になります。

リーマンショックから、とにかく下げ一辺倒です。私はスタートしたのは右端の方ですが、それでも含み損は大きいです。

本来スワップ目的だったのに、通貨ペアが上昇しないと利益が出ないとなると、それはスワップ投資ではありません。やっていることは、差益を目的とするデイトレードと何ら変わらないですね。長期のスイングトレードと言えます。

下記、ドル/トルコリラ週足もすごいチャートです。

ただ、高金利の新興国通貨が全てダメなわけではありません。
メキシコペソ/円にように、高スワップかつ通貨ペア自体が上昇しており、スワップと差益の両方狙える通貨ペアもあります。

スワップ投資をする際は、これらを踏まえ、ファンダメンタルとテクニカルの両方をチェックしたうえで出口戦略を考えておきましょう。軽い気持ちでポジションを持つと、出口が見えなくなり、たとえ小ロットだとしてもメンタルをむしばむかもしれませんから注意してください。

【スワップに触れた過去の記事】

2021年まとめ +213万円
2022年まとめ +265万円

私の場合は、5万通貨を年単位でホールドするつもりなので、今のところ想定内です。10枚まで持っても良いかと考えていますが、トルコリラ/円の底が見えず、ここでロングポジションを増やすのは、良い選択とは思えないです。下げているときに買うのではなく、できることなら、上昇トレンドになってから押し目買いをしたいです。それはいつくるのか分かりません。

ただ、面白いというと語弊がありますが、いやな気持にはなりません。それは、資金管理をしているからです。興味があれば、あくまでも余裕資金で自ら実験してみるのも良いでしょう。