投資用不動産を購入してから、郵便のDM量がいっきに増えました。おそらく、業者が登記簿の情報でも見ているのでしょう。電話がかかってきたときに聞いたら、名簿とか言っていましたが・・。困ったものです。そんな中、先日届いたDMを見てびっくりしました。
目玉物件は、渋谷区神宮前の一棟ビルで価格はなんと80億円です(下記写真)。

利回りは2.25%とのこと。
投資としては、正直成り立ちません。買った価格よりさらに高値で売却する、キャピタルゲインが前提になっています。これは誰が買うのでしょうか? 神宮前は一等地ですから、今あふれているお金持ちの誰かが買うのだとは思います。法人や資産家の相続税対策にもなると思います。ただ、一般人にDMで送り付けて売買に持ち込むのは無理があるでしょう。こういった話題作り? かもしれませんが。
不動産の価格は、上昇を続けています。わたしが住んでいる23区郊外にまで波及しています。コロナ前で、新築マンション(戸建ても)は4000万円位でしたが、今は7000万円近くまで上昇しています。想定を超えており、不動産はとにかく先が読めないものだなぁと実感しています。8年前に家を建てておいて本当に良かったです。今建てるか買おうとしても、高くて手が出ないと思います。
こうした「先が読めない世界」は、FXも通じるものがあります。しかし、大きな違いは、FXではどんな急変動があろうと、その日の判断で変わらずにトレードできます。これは、極めて大きなメリットです。変動要因は刻々と変化するものの、トレンドに乗るという作法は今も昔もかわりません。変わっているのはトレンドの材料だけであり、値動きの本質は同じです。
ですから、金融や経済情勢がかわろうが、この先もFXの短期売買は通用するものと思います。5年後、10年後も、ファンダメンタルやマーケット状況は想像がつかないものでしょう。
しかし、いざトレードになれば、今と同じようにできると思います。毎日ノーポジションで不安がなくよく眠れ、想定外の変動に巻き込まれるリスクは皆無。さらに、マーケット参加者は入れ替わっても、値動きの本質が変わらずにこれからもトレードできる。ここに、FXを続ける理由があります。
通貨ペアの価格は上下に変動するだけで、メジャーな通貨ペアはなくなりませんから価格は循環しています。そうすると見通しがつき、どの時代でも短期売買は同じように可能なのです。これはFXのメリットでしょう。