ドル円・クロス円ともに年初から勢いよく上げています。
ユーロ円を見ると、高値の切り上げがきれいです。
トレンドには必ず波があります。
波は、高値と安値に表れるので、このような切り上げはチェックしておきたいです。2から6まで、日足だと陽線と陰線が1日ごとに入れ替わっています。そうすると、昨日が陽線ですから今日は陰線でしょうか。
高値を更新する前は、押し目をしっかりつけてから高値更新をしてきます。天井を見極めるのは難しいので、押し目を付けても上げなかったら下目線にする、というのが私のスタンスです。（直近の安値を切り下げ上昇トレンドが否定されるまで、です）
4時間平均足だと、押し目は陰線が５本から６本出ています。
今日も陰線が５本から６本出ると確定はできませんが、もみ合いになるイメージはできます。短期的に上下に振ってきますから、ポジションを持っていると損益が増えたり減ったりする場面です。この上昇トレンドでは、下記のネックラインが押し目になるイメージです。
水平のネックラインは、ずっと同じ価格です。しかし、時間の経過とともにはチャートは右に進みますから、上昇トレンドラインにタッチする価格は上がっていきます。
トレードでは、上げているときにショートをする、下げているときにロングするのはメンタル的にも厳しいです。結果的にそれが正しくても、リアルタイムで見ていると惑わされます。ですから、大きな波をよく観察し、現在どの部分にいるのかを認識しなければなりません。大きな波と同じ方向に進みだしたのか、それとも、一時的に大きな波とは逆に進んでいるのか、観察します。大きな波さえわかっていれば、短期的にロングもショートも、どちらのトレードも可能になります。
「収益機会がいつでもある」、これが短期売買のメリットです。
