この後は雇用統計があります。
ポンド円、ユーロ円の上昇トレンドは5か月続いていて、指標をきっかけにトレンドが終わりそうな形にも見えます。2つのクロス円はネックラインの位置が違うので、比較すると面白いかもしれません。
ポンド円はネックラインより上
ユーロ円はネックラインより下
現在はこのようになっています。
日足で比べてみます。
まずポンド円です。184.00円が意識されていて、現在はAです。
![](https://busenablog.com/wp-content/uploads/2023/09/50b7b90d16425feae46f95504c2b2177.jpg)
5分足だと下記です。
ここ数日は、184.00円に近付いても反発しなんとか耐えています。
![](https://busenablog.com/wp-content/uploads/2023/09/bf162a9fd9a2ac9f70e7741e696eef31.jpg)
一方、ユーロ円はネックラインをすでに下抜けています。
まず日足です。158.00円は6月・7月と上抜けできず、8月にようやく上抜けできたのですが現在はAで下抜けています。
![](https://busenablog.com/wp-content/uploads/2023/09/4f7479a3a8abad778aa0d121b29c7449.jpg)
5分足↓
![](https://busenablog.com/wp-content/uploads/2023/09/8768241e7ea93515593c1a6c611fa38b.jpg)
昨日の月末ロンドンフィックスで下抜け。
現在はレジスタンスになっています。6月と7月のレジスタンス具合から、158.00円が強い節目になっていることは間違いないでしょう。
ネックラインより上か下かで、何かあるわけではありません。
ただ、クロス円は似たような動きをするので、ロングならポンド円、ショートならユーロ円の方がポジションは取りやすいと思います。値動き次第ではありますが。雇用統計から来週の値動きが動意付くのを期待したいと思います。大きな指標前に、ネックラインを探しておくだけでもトレードは楽になると思います。
似たような動きをするクロス円でも、サポートやレジスタンスの場所は微妙に違っていて、実はトレード内容が正反対になるかもしれません。準備をしておくこと自体に意味があります。