デイトレードでは、サポートやレジスタンスといった、テクニカルとして意識される価格帯があればトレードしやすくなります。ネックラインと考えて良いでしょう。直近ではドルが強く、AUD/USD、GBP/USD、EUR/USDが下げています(USD/JPYは上昇)。
その中でも、ポンドドルがトレードしやすいかなと思います。現在は1.2980あたりで、1.3000の数十pips前後にストップが多数あり、わかりやすい強いネックラインになっているからです。
日足だとダブルトップのネックラインにもなります。大局で、上昇トレンドから調整に入ったのでしょう。
下記チャートが15分足で、
1.3000というネックラインがありますから、今はここがレジスタンスになります。トレードの順番は、
①ネックラインを見つける
②損益率を決める
実際のエントリーは、この後になります。
ネックラインがあるからといって、すぐにエントリーするのではなく、損益率を決めることが大切です。損切り幅よりも、利幅のほうが広くなければなりません。下目線なのでエントリーするとしたらショートで、損切りはネックライン上抜け、利食いはチャネルラインの明確な下抜けあたりでしょうか。
※損益率が良ければ、利食い損切りはどこでも良いと思います
100pips程度の戻りはありえますし、一回ネックラインを上抜けから再度下がることもあります。実際にどう進むかは全くわかりませんが、トレードは①と②の順番を守っていれば一貫性のある内容にはなります。エントリーしてから損切り幅や利幅をかえていくという高度な技術もトレードもアリですが、それはエントリー前の準備(①と②)があるからできるものです。
勝てるかどうかは別問題ですが、最低限の作法として、テクニカル的なプロセスを考えるようにしたいです。