チャート分析 PR

トレンド発生時の注意点

月曜~金曜日までチャートを追いかけていないと、一週間はあっという間に終わってしまいます。週末になって、今週何もできなかった、という事が無いようにしたいです。

さて、クロス円が上昇トレンドを強めています。
トレンド発生時に注意している点は、(上昇トレンドの場合)高値を更新してぐんぐん上げていくのは、一瞬であることです。たとえば、下記のユーロ円4時間足を見てください。

2か月ほど上昇トレンドが発生しています。
高値を更新しているのは、四角の4箇所が顕著ですね。その他の箇所は、高値を切り上げようとしてもすぐに反落し、もみ合いになっています(かといって安値を更新しないのも大事な点です)。相場は、レンジの方が多いと言われるのが分かりますね。ブレイクしたときに乗れず、高値掴みして含み損をかかえてしまうのは、いとも簡単です。ですから、トレンドフォローとはいえ、乗り遅れたくないがために買いポジションを持つのは危険です。もちろん含み損に耐える計画があればポジション持ってもいいと思います。

この後のロンドン、ニューヨーク時間に気を付けたい点は、高値ブレイクがいつまで続くかどうかです。昨日から高値ブレイクしてきましたので、それがいつまでなのか、意識しています。ロングしたら下げた、ショートしたらさらに上げてきた、というのが最悪のパターンですから、トレンドかレンジをよく観察するようにします。

大きな視点として、中長期のトレンドは、高値ブレイクするトレンドは一瞬であり、ほとんどがレンジという基本を忘れないようにしてください。この理解がないと、上下に振り回されるだけになってしまいます。逆に、これを理解していれば、1分足~1時間足までの下位足でのチャート分析がより深くなるのです。