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下げるポイントを見つける

ポンドが、先週金曜日の上げ幅を帳消しにしています。ポンド円は、金曜日の7時に400pips上げましたが、3日間かけて下げてきました。EU離脱後の移行期間の話で、「合意なき離脱に似たような事態」とのことです。相場の行方は全くわかりませんので、テクニカルで判断してトレードするしかありません。

前回の配で、15分足でもみ合いと判断するポイントは、2つだとお伝えしました。

①ローソク足が移動平均線に挟まれる
②移動平均線の向きがバラバラ

今週の相場だと、月曜日です。
ポンドドルの15分足を見てください。

Aがもみ合いゾーンです。

そして、Bが相場の分かれ道です。ネックラインを下抜け、S波動を出すかどうか、というポイントですね。Bでネックラインを上抜けると、もみ合いゾーンへ戻ります。移動平均線がパーフェクトオーダーで、ネックラインが戻りのS波動になるので、「下げるならココから」というポイントです。

結果的に下げましたが、ショートするなら、「このようなポイントですべし」という事は、覚えておきたいです。そして、重要なのがショートする「タイミング」です。戻している最中にショートするのではなく、戻したあと下げ始めたときがタイミングです。私の場合は、ちょっと遅いと感じるくらいのタイミングです。

ニューヨークタイムしかトレードできない方は、チャートのCあたりで、スキャルピング~短期デイトレードするのが現実的です。欧州タイムに相場を見られないとはいえ、Bからトレンドが発生したことは、ニューヨークタイムにトレード開始した時、すぐに気付くべきです。そうすると、環境認識ができてチャネルラインで値幅を取るなど、ニューヨークタイムのトレードがすんなりいくと思います。