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ギャップダウンの環境

デイトレードについてです。
デイトレードは、スキャルピングよりも大局がもっと重要になります。先週から気にしていた通貨ペアがあるのですが、ポンド絡みの3通貨ペアです。

1.GBP/USD
2.GBP/JPY
3.GBP/AUD

「窓開け」も絡んできますので、これも含めて見方を参考にして頂ければ幸いです。

GBP/USDとGBP/AUDは、日足を見ると、いつショートするかっていう位落ちてきそうです。(昨日と今日の足は除いたとしても)それを認識した上で、先週のNYクローズ~今週オープンの形を見てみます。

15分足です。

どちらの通貨ペアも、パーフェクトオーダーで先週クローズし、週明けにギャップダウンしています。ここがポイントです。つまり、売りがもの凄く強いということが分かります。そして、重要な事は、この窓を埋めるか埋めないか、埋めるなら、窓埋め後サポートラインになって反発、埋めないなら、安値更新してここからスイッチが入って下落、売りが強いという前提なので、どちらにいっても値が走るポイントです。

※何事もなく、窓うめしてレンジという想定もできますので、あくまでも可能性ということです。

どちらも、Aのサポートラインを下抜けてここから値が走りました。通常のサポートラインと違い、窓の節目でパーフェクトオーダーですので、そのまま売り圧力が継続したことになりますので、ショートには良いポイントだと思います。一方、GBP/JPYもギャップダウンしましたが、日足の形からして下降トレンドではなく、また15分足もGBP/USDとGBP/AUDとは違います。

GBP/JPYの15分足です。

先週のクローズの時点で、パーフェクトオーダーではなく、3本の移動平均線は収束していますね。他の2通貨ペアと比べると、環境が違います。そのため、GBP/JPYだけ窓埋めしています。結果的に下にブレイクしていますが、先週から売りが継続してギャップダウンした訳では無い点は認識したいです。

GBP/USDとGBP/AUDは、先週から売り圧力が継続、
GBP/JPYは、ギャップダウンしたものの窓を閉め、
下降トレンドはその後に結果的に発生したもの、

このように考えられます。
同じギャップダウンでも、「環境は異なる」例になります。