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ソフトブレグジットの可能性で急騰

昨晩、22:57にポンドが急騰しました。
EU側のブレグジット担当による発言「11月に英国との将来関係について声明を出すことを検討」でした。ポンドは、ハードブレグジット問題がくすぶっていて、対ドルでは、直近5ヶ月で1,700pipsもさげています。

ブレグジットは、2019年3月です。あと半年とちょっとしかないのですね。もし、このままソフトブレグジットということになれば、ポンドはかなり上げそうです。上げる余地があります。ポンドドルの日足を見てください。

昨日の上昇で、下降トレンドラインとレジスタンスラインが重なるポイントにきました。明日は月末のロンドンフィックスなので、四半期を占う意味でも、ここで上抜けると壁を突破することになります。

ポンド円の週足です。

ポンド円は、今年の高値が2月で、現値から1,000pipsです。長期トレンド発生となると、ここまで目指す気もします。

昨日の1分足を見てください。

急騰や急落したときは、フィボナッチは必ず引くようにしています。

※動いた瞬間は、時刻を見て経済指標かどうかをすぐにチェックします。22:57だったと思いますが、指標でないことは確かなので、発言やニュースのヘッドラインだと認識します。

直近では、米朝貿易戦争が過熱していたとき、トランプ大統領のツイートでドル円が反応して急騰・急落はありましたが、全戻しがほとんどでした。それに慣れていたせいか、今回は強烈です。トレードしないつもりでしたが、ポンド円を急騰した瞬間にゾーン⑤でショートし、これが数分でマイナス100pipsの含み損です。マイナス100pipsという含み損は、今年初めてです。枚数が少ないので逆指値をはずしていたので、損切りできずでした。第一波の天井でナンピンしたので、少しの損で済みましたが、指標以外のニューズは注意しようと思います。

ポイントは、フィボナッチ38.2%でしょうか。
ここが押し目になって上げているので、強いです。このような急騰時で、トレンドがでるときは、なぜか1分足でフィボナッチで反応することが多いです。ただ、フィボナッチは偶然に過ぎないと思っているので、過信はしていません。押し目ができたら買われるというだけでしょう。それが、たまたま23.6%や38.2%になっているというだけです。50.0%は、テクニカル的にも意識はされます。半値押し、半値戻しですからね。

個人的に、今月は思うような結果が出ていないのですが、相場が動けばそうも言ってられません。損益には、沈みがあるものです。期待値の高いやり方をしているつもりですが、良い時、悪い時は必ず出てきます。トレーダーとしての資質が試されるのが、悪い時です。悪い時に、今まで通りのトレードを継続できるかが重要だと思っています。