金曜日のドル円は、強烈なサポートラインだった104.50円を一時下抜けましたが、終値は106.00円付近でした。月末のロンドンフィックスにかけて、ショートカバーで出たのでしょうか。
30分足を見てみましょう。
先週の木曜と同じラインです。
金曜日は、12時に最安値104.17円付近をつけ、そこから180pips、12時間上げっぱなしでした。完全にドル円はショート目線だったので、個人的にはトレードで負けてしまいました。
さて、下降トレンドが終わったどうかですが、まだ何とも言えないでしょう。106.00円が下降トレンドの開始で、先週のマーケットオープンがちょうど106.00円。金曜までじりじり下げ、ニューヨーククローズは、なんと106.00円まできました。
週足を見てください。
週足だと、長い下ヒゲで、かろうじで陰線です。
104.50円を一瞬つけましたが、これではブレイクではないですね。104.50円で反発したと考えていいでしょう。そうなると、下降トレンドはいったん終了で、またレンジに戻ります。
ただし、106.00円を上抜けたわけではないので、明日のマーケットオープン~アジアタイムに、106.00円を上抜けるかどうかが注目でしょうか。
4時間足だと、106.00円を上抜けできないようにも見えます。
時間軸により、見え方が変わります。方向性が出るまで、1日は必要でしょうか。特に、明日のニューヨークタイムは重要です。これまでニューヨークタイムにトレンドを出してきましたので。まず、月曜日に106.00円を上抜けるか、それとも反落して戻り売りが出るのかにより、戦略を決めるつもりです。