今週も終わりました。
ポンドの暴落には注意していましたが、そこまで急落しなかったですね。月曜日に一番値幅出し、火水木金は結局レンジでした。
EU離脱に関する上げ下げの思惑も織り込んだのでしょう。ユンケル欧州委員長は、19日に合意なき英EU離脱に関する文書を公表すると言ってます。メイ首相は、1月21日より前に議会採決をするという発言をしています。混乱していることは間違いないのですが。重要なことは、その材料がサプライズかどうかです。どんな悪材料、好材料でも、それをマーケットが織り込めば相場は動きません。
FOMCが19日(木)27時で、英国は12月20日から来年1月6日まで議会が休みなので、クリスマスをむかえれば否応なしに参加者が減るでしょうか。ボラティリティがあるのは来週の5日間になります。
今週のトレードは、個人的にはポンドはほとんどショートでした。
結果的に良くも悪くもなかったですが、トレンドの方向へついていくのが妥当なので、(いつも言ってますが)どの通貨ペアもトレード前に大局を把握しておきましょう。今週はポンドが注目されましたが、マーケットがポンドに飽きたら、次はドル円とユーロドルが動きそうなチャートです。
ユーロドルは、一昨日のドラギ会見をきっかけに売られる結果になっています。
4時間足です↓
昨日の欧州タイムに、サポートライン目指して下げました。
ココを1分足で見てください。
17:15から下げ始めたのですが、手が出ない値動きでした。
Bは昨日の安値で、下抜けて下げが加速しています。ポイントは、Cになるでしょうか。AB間の値幅の2倍を出し、S波動です。その後、3倍値幅達成してサポートラインにぶつかるわけでもありません。
ラインの取り方によっては、トレードしやすいのかもしれません。私は手が出なかったです。Bを下抜けたあとのジリ下げは難しいです。分かりやすい時だけエントリーするのがトレードなのですが。
では、ポンドドルを見てみます。15分足です。
AがS波動です。時間は19:30頃です。
Aの箇所を1分足で見てみます。
15分足のAと、1分足のAは同じです。
ユーロドルと下げ始めたのは同じ時刻ですが、戻りの付け方が違いますね。ポンドドルもS波動ですが、ユーロドルよりも戻し幅が大きいので、昨日の安値まで戻しています。これだと、ユーロドルよりはエントリーしやすく感じます。
もう一度15分足を見ると、自然なN波動に見えると思います。
Aは、
・ネックラインのS波動
・パーフェクトオーダー
なので「売りシグナル」ですが、パーフェクトオーダーになりかけにも見えるので、迷う場面かもしれまん。そんなときは、時間軸をかえて見るようにします。
1時間足を見てください。
Aが、15分足1分足と同じポイントです。ネックラインを完全に下抜けていますね。それまでに、何度も上抜けを失敗したプロセスがあります。ココがポイントかもしれません。上抜けできないあとの、ネックライン下抜けなので、意味がある下抜けということです。
迷ったら、違う時間軸を見るというのは大事です。