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FOMCのトリガー

今日は、メイ首相の発言(来年1月半ばにEU離脱協定案の議会採決を行なう)により上昇しています。ドル円は、FOMCを前に下げていますが、この下げ方は少し危険な感じがします。

明日の利上げは既に織り込み済で、問題は来年の利上げ回数です。当初は3回予定でしたが、それが減るのか、0回なのか、マーケットが迷っているのでしょうか。1年のうちで、1月から3月は、売買高が急増します。機関投資家が仕掛けてきますからね。もし下降トレンドが発生したら、しつこい位に売りが入るでしょう。まず、明日のFOMCが注目です。(FOMCで爆上げになったら、また立て直します)

ドル円の日足です。

分かりやすい三角もち合いです。

パーフェクトオーダーをキープしてきましたが、FOMCで安値をガクッと下げると、よっぽどの好材料が無い限り上げられないでしょう。

私はアベノミクスが始まる前から、毎日ドル円の日足は見ています。ドル円は、日足レベルの上位足でブレイクしてトレンドのスイッチが入ると、低ボラ通貨ペアとは思えない位にトレンドがでます。今がそのタイミングというわけではないですが、FOMCをきっかけにトレンド形成されることが多い印象なので、注目しています。といっても年明け以降ですが。

ユーロドルの4時間足も見てください。

ユーロドルも三角もち合いですね。
先週のECBをきっかけに下抜けも考えられましたが、ユーロ売り以上にドル売り、ということでしょう。ただ、ユーロが買われているわけではないので、急騰することは考えにくいです。

どんな想定をしても、ファンダメンタルでトレードポイントを探れるかというと、正直分からないですね。テクニカルで考えます。