上昇や下落が一服するとき、ほとんどの場合はチャートパターンを作ってから反転します。昨日はニューヨーク時間にかけてドル円が下落し、今日の欧州までじりじり戻しました。その戻した箇所を見てください。現在のドル円15分足です。
昨日の安値から反発し、ネックラインをつくっています。ダブルボトムにも見えますし、ゆがんだヘッド&ショルダーズボトムにも見えます。チャートパターンの名前は全く重要ではなく、一度では反発しない(V字の形はない)ということが重要です。下降トレンドの場合は何度か安値トライして失敗し、それも出来ずにじりじりと上昇していく(戻していく)パターンが多い印象があります。戻すときは、急騰がないので今日のようなカウンターチャネルラインを形成することが多いです。
カウンターチャネルは、戻しの形がきれいになります。きれいだと、チャネルラインを下抜けるとトレンド回帰して下落していくパターンが想定できます。あとは移動平均線がローソク足の高値をおさえるとパーフェクトオーダーになるので、トレンド回帰しやすいです。現在はまさにその状況です。※配信時より約20分前のチャートになります。
下に走る準備の最終段階という感じです。今見ているのは、25EMAです。ローソク足が25EMAを上抜けできず、25EMAと75EMAがデッドクロスしたときにどの位置にローソク足があるかですね。参考になる相場だと思います。