先ほどのチャートですが、
一つ目のチャートはドル円の月足
二つ目のチャートはドル円の週足です。
月足で見ると、現在のドル円は大きな節目にいることが分かります。100.00円~101.00円は、この先どちらにトレンドを出すのか、走る方向が、もの凄い重要になる価格帯にいますね。この価格帯は、1999年と2004年でぴったりと止められ、リーマンショックで下抜けた過去があります。
現在は、アメリカと日本の金融政策待ちで、これをこなせばいよいよ大きな波がやってきそうですね。今年に入ってから、チャイナショックやドル円暴落、ブレグジットなどありましたが、年単位の長期トレンドが来年やってくるかもしれません。月足と週足のローソク足チャートですが、どちらも下降トレンドですので、金融政策期待のファンダメンタルズでロングは、注意が必要です。
先日書いたように、その時間軸で節目とローソク足の間に空間ができるかどうか重要になってきます。その意味で、今月の月足がいくらで確定するのか、来月へいくらでバトンタッチするのか、観察してみてください。たとえスキャルピングであっても、トレンドに大して順張りなのか、逆張りをしているのかは把握が必要です。