トレードスキル PR

短期トレンドを待つこと

勝とうとすると勝てず、
勝てなくても良いと考える勝てる。

トレードはそんなものです。
勝とうとすると、躍起になって天底をとらえようとし、トレード回数が増えます。スキャルピングなら、1分足の天底でエントリーしたくなりますが、そんなに上手くいくはずがありません。こういう姿勢だと、チャートを見ているとトレードしたくなるので、何かと根拠を見つけてどんな局面でもエントリーしてしまいます(結局スプレッド負けします)。

そうではなく、スキャルピングする場面をきちんと選ぶことが重要です。現在のようにボラティリティが高くても、1日中トレンドが発生しているわけではありません。トレンドは数回といったところでしょう。ですから、数時間単位のトレンドを待つようにします。

トレンドの見つけ方は簡単です。
上位足でパーフェクトオーダーを確認するだけです。15分足で見てみます。

Aが昨日のアジア時間の急落。
ここはパーフェクトオーダーで安値更新している箇所ですから、1分足でロングばかりするのは危険です。下降トレンドなのでショートを入れながらスキャルピングするイメージです。とはいえ、下降トレンドでも順張りと逆張りの比率はそのトレンドの波に応じて判断すればいいでしょう。ここでは、上位足(15分足)と下位足(1分足)が同じ下方向の最中とう認識があれば良いと思います。

Aのようなトレンドを待つ、ということです。現在はBですから(18:30時点)、下にいけばパーフェクトオーダーになりやすいポイントです。シンプルにアジアの安値を下抜ければ、パーフェクトオーダーになるでしょう。下記1分足で確認してください(これも18:30時点のチャート)。

短期トレンドをイメージしておくことが重要であり、そうなったかどうかは関係ありません。相場を予測することはできませんので。しかし、イメージ通りになったときに、普通にスキャルピングし、そうでなければ目線をかえるとか様子見すればいいのです。

このように、どういう短期トレンドが発生したらスキャルピングする、というイメージこそ戦略です。数時間ごとにチャートはかわるので、イメージ(戦略)を立て直しアジア→ロンドン→ニューヨークの市場で対応していきたいです。

ボラティリティが高いときは、普段の作法を試すチャンスです。感情でトレードするのではなく、検証につながるトレードをしましょう。