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チャネルラインの角度を活用

ユーロ円が、また年初来高値更新しました。
昨日のロンドン時間では、高値更新時の160.85円付近がレジスタンスラインになりますから、ポジションを持つのがそれより前か後かで、戦略はかわってきます。

これに限らず、レジスタンスラインがある場合のトレンドフォローは、2つに分けて考えています。

①レジスタンスをブレイクするにエントリー
②レジスタンスをブレイクしたにエントリー

昨日のユーロ円は、①でした。
15分足では、ロンドン時間は次の状態でした。さて、どちらに行くでしょうか。

高値を上抜けるなら、上昇トレンドが必要になります。もしトレンドが発生すると、高値と安値の切り上げになりますから、チャネルラインを引くと急角度になります(下記チャート)。チャネルライン①から④まで引きましたが、トレンド発生時はどれも急角度です。

ですから、もし高値更新するなら、④の手前で、①②③と同じような角度が出るイメージをしておきます。実際には、高値更新してから値幅は出なかったのですが、角度は間違っていないのでしょう。

高値ブレイクしてトレンドが発生していれば、④の角度でさらに上昇していたという分析です。今回は、トレンド出始めたのに失敗したという感じでしょう。

トレンドが発生するならおおよそこの角度で、という目星をつけておけば、数時間先のイメージができます。トレンドが発生するときは急角度になるので、今回だけでなく普通のトレンドでも活用できます。トレンドフォローは、①②③④のような急角度のチャネルラインになりますから、これにいかに乗るかという点を意識していれば無駄なポジションが減ると思います。