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スキャルピング|順張りと逆張り

ドル円が一時的に161円を突破しました。
時間帯はアジアでしたが、そのときにスキャルピングしたので見てみます。チャートは1分足です。逆張りは、いつも通りエンベロープのゾーンを使い、順張りは押し目買いです。

まず逆張りは、
161.00円ちょうどあたりでゾーン①に入りましたが急騰の可能性もあるので様子見(A)。そのあとブレイクしてゾーン②に到達したので普通に逆張りショートです(B)。そのあと移動平均線に戻ってからゾーン①に入ったのでショートしています(C)。長いローソク足が出ているというのも、反転しやすい判断ポイントです。逆張りは秒スキャです。

次に、順張りのポイントが下記です。
移動平均線まで下げたときに、押し目を想定しロングしました。短期トレンドでは、移動平均線が押し目になることはよくあります。直近の高値付近まで上げることが多いので(Aのポイント)、ロング回転するかAあたりまで長めにホールドできます。

ロングしてからAまでは、数分から数十分かかるので秒スキャではなく分スキャになります。押し目買いの順張りの場合は、数十分ホールドすることもあります。逆張りよりはホールド時間が長くなることが多いです(ブレイク時の順張りは秒スキャです)。

ただ、移動平均線まで落ちてきたとき、押し目になるかどうかはわかりません。そのまま下落してトレンドが終わることもありますから、損切りの可能性もあります。しかし、「もし上げるならここから」というポイントになるので、損切りが小さく、利幅は伸ばせるポイントになります。次のような、N波動のちょうど押し目の部分です。

実際に押し目になると、スキャルピングにしては利幅が伸ばせるので、損益率がよくなります。移動平均線から上がるか下がるかは、全くわかりません。しかし、損益率がよくなるポイントなので、「エントリーして良い」という判断になります。N波動が出るとスキャルピングしやすいです。

履歴です。

今回はN波動が1回で終わってしまいました。トレンドが強ければ、何度も押し目をつけて上昇していきますが、今回は押し目が1回だけです。スキャルピングは、短期トレンドが発生したときに、集中して入るようにしています。