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順張りと逆張りのたしかな違い

昨日は、12時台にドル円が急落しました。ファンダメンタルの材料があり、ボラティリティが高まっている時期に、アジア時間にサポートラインを下抜けたときの下げは、大きなものになりやすい印象です。

昨日も、FOMCの安値という大きなサポートラインがありました。ドル円の1分足を見てください。

AがFOMCの安値、
Bが東京仲値の安値で、さらに142.00円というキリの良い価格です。ここをCで下抜けたとき、これは大きな下げになるかもしれないと思いました。しかも、CはS波動です。ロールリバーサルしていますから、テクニカル的にも下です。もちろん急落しないことの方が多いですが、準備しておくことが大切です。

さて、こういうボラティリティが高い時間帯に、スキャルピングでどうトレードすればいいでしょうか。スキャルピングといっても、やり方はたくさんあります。どういう値動きを取りにいくのか、手法により異なります。

私の場合は、順張りと逆張りの2つをしっかり分けて、移動平均線を中心にとらえます。

① 順張り→移動平均線から乖離を狙う
② 逆張り→移動平均線への戻りを狙う

緩やかなトレンドではなく、乱高下する短期トレンドが土俵です。下記の場面では、丸印の箇所です。

あとは、そのトレンド前後のネックラインや上位足の環境、波動や値幅を見るようにしています。順張りと逆張りのどちらか一方ではなく、両方やることが重要と今は考えています。ロングかショートか、目線を秒単位でコロコロかえるほうが、一つのポジションに固執しないからです。結果として、すぐ損切りできたり、間違っていたときの立て直しが可能だからです。