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ストップロス情報を活用する

ストップロスの価格帯が、そのまま節目になることがあります。相場の材料がないときは、特にその傾向が強いかもしれません。ファンダメンタルの注目すべき要因がなければ、次は目先のテクニカルが着目されるからです。

※ストップロス注文情報は、FX業者のニュース配信などで確認できます。1日に数回更新されます。

昨日からのオージー円を見てみます。
チャートは5分足です。

昨日、100.00円にストップロスがありました。丸印で反応しているので、レジスタンスラインになっています。それをAで上にブレイクしました。100円というキリの良い数字ですし、ストップがあったのでレジスタンスラインになっていることは間違いなかったでしょう。それを上抜けしているので、今度はサポートラインにロールリバーサルとなりました。

このように、ストップロスそのものがサポートやレジスタンスになることがあります。

現在は100.40円にストップロスがあります。
Bで反落していますから、レジスタンスラインとして意識されているのでしょう。18時時点で3度目の上抜けトライしています。ここを上抜け、昨日のAのようにロールリバーサルして反発したら、ロングしたいと思います。

ただ、だらだらと進んでいるので、ブレイクしたらすぐ上昇する相場ではありません。完全に上抜けと判断できるまで、時間が必要です。Aの箇所を1分足で見てください。

17時頃に一度上抜けているのですが、数時間ストップロスの価格帯(100.00円)付近でもみ合っています。今回は上抜け成功しましたが、下落していた可能性もあります。ですから、5分足のBの部分も、上抜けするまでしっかり観察する必要があります。ブレイクを期待しての早期エントリーには注意したいと思います。