トレードスキル PR

トレンドの種類2つ

ユーロ円は、2020年5月に底をつけてから上昇トレンドになり、3年弱経過しています。まだまだ落ちる気配はなく、じりじりと上昇しています。どこかでドカンと落ちても急反発しています。日足を見てください。

現在は、パーフェクトオーダー回帰するかどうかです。
材料がなければじりじり上げる感じでしょうか。ただ、メリハリのある上げ方ではないので、トレードは難しい場面が多いです。ボラティリティが低いトレンドがだらだらと続くからです。

最近の15分足を見てみると(下記)、AやBで高値更新と思いきや反落して元のプライスへ戻ってしまいます。しかし、安値を切り上げるのでまたブレイクします。Cからブレイクしていますが、すぐに全押し。ABの再来と勘違いしていまうので、S波動を意識していないと乗れないトレンドです。Dでさらに高値更新しますが、ここも全押しです。

上昇トレンドという目線は合っていても、タイミング次第で勝ちトレードにも、負けにもなります。短期勝負で、利が乗ったら数時間で利食いするしかないのでしょう。

過去のチャートも一か所見ておきます。下記は、2020年の1時間足です。

高値更新したら、そのまま上げるのではなく、いったん押し目をつけてから(しかも深い押し目)上昇しています。

Aで急騰しますが、全押しです。しかし、安値を切り上げているのでトレンドは継続しています。Bも同じで、高値更新してもすぐおちています。Dも高値更新して反落です。ブレイクして値幅出したのは、Cだけです。

これが通常のトレンドですから、対応できるようにしたいです。
去年のドル円のような、「昨日の高値が今日の安値」となる強烈な上昇トレンドは、めったにありません。それを普通のトレンドと勘違いしてしまうと、上記のような普通のトレンドでは物足りなくなり、利幅目指してホールドしているうちに全押しして損切り、というトレードが連発します。

緩やかな通常のトレンドなのか。
それとも強烈なトレンドなのか、見極める必要があります。

去年のドル円は強烈なトレンドで、例外といっていいでしょう。

普段のトレードは、緩やかな通常のトレンドで勝ちトレードをコツコツと重ねていきましょう。私も今月は全く対応できていないのですが、トレードしながら調整していくしかありません。まずは、監視通貨ペアのトレンドの種類を把握するようにします。