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1分足エンベロープ|ドル円の下げ方

今日は午前中にドル円が下落しました。私がスキャルピングを始めた頃は、ドル円は全くボラティリティが無く、トレードなんてできる通貨ペアでは無かったのですが、現在は午前中に盛んに売買されています。年単位の長期トレンドの移り変わりを、ふとした時に感じます。

さて、さきほど、ドル円が下落しましたのでチャートを見てみます。
1分足です。

まず、Aを把握していたかどうかです。これは大きな節目で、105.40円が強いサポートラインでしたがブレイクしています。

トレンドが発生するとき、

1.節目をブレイクして発生するのか、
2.節目をブレイクして終了するのか、

Aは、ブレイクしてトレンドが発生しています。チャートを見れば分かりますね。じりじりと下げてきて、突然ブレイクしています。よって、ここからトレンドが発生します。トレンドが発生するということは、段階的に下げていきます。BCDEが4段階に下げています。戻しのモミ幅も見てください。

約5分間くらい戻してから、安値更新をトライしています。そして、Eです。105.00円の節目ですので、いったん反発しています。4段階に渡って下げてきて、節目に当たっていますので、そのまま下落しにくいです。さらに下がるには、助走がもっと必要です。下げるために、上げなければなりません。

その後、105.00円をブレイクしています。Fを見てください。5段階下げるのは強いトレンドで、珍しいです。ということは、Aで発生したトレンドが、105.00円をブレイクさせてトレンドが終了する可能性が高いです。

節目をブレイクしてトレンドが終了するパターンですね。達成感があります。Aとは逆です。私は、スキャルピングでは、105.00円を下抜けてすぐに反発すると思ったので、ここで捕まりましたが、5段下げと達成感からFでロングを繰り返してチャラくらいでした。スプレッドが広がっていたので、ここ以外ほとんどエントリーせず、様子見でした。

最低限、上記の流れは把握したい相場です。
まずは、サポートラインとレジスタンスラインをしっかりと引くことです。これが出来なければ、トレンドが発生するたびに負けます。逆に、しっかりと引ければ、負けが少なくなり、トータルで勝てます。