エントリー後に利が乗ってきたとき、
とりあえず利食いして回転売買するか、そのままホールドするか利益確定のタイミングで迷うことがあります。スキャルかデイトレか、とも言えます。
どちらもメリットとデメリットがありますから、正解はありません。
昨日のドル円を見てみます。
ロンドン時間は、じり高。
ニューヨークは乱高下しながら上昇しています。
同じ上げ相場でも、値動きは全然違います。
いつも同じようなトレードをしていると、どちらかが得意でもう片方が苦手な値動きになりかねません。利益確定のタイミングは難しく、後悔することが多いですし、いまだにベストだと思える利益確定方法は私自身見つかっていません。スイングトレードで、がっちりホールドして乱高下は気にしないタイプなら、1分足の値動きはノイズに過ぎませんから、じり高か乱高下かなど関係なくストレスがないのでしょうが。
短期売買の場合は、ちょっとした逆行が損切りになるので、細かい値動きに敏感にならざるをえません。では、とりあえず利食いして回転するか、それともホールドして1回で利幅を稼ぐかを、どう分ければいいのか。
私の場合は、時間帯で決めています。
同じロングするにしても、
ロンドン時間はホールドする = デイトレ
ニューヨーク時間は回転売買にする = スキャルピング
全てではありませんが、基本をこのように決めています。
理由は、ロンドン時間からトレンドが出ることが多いので、1回のトレードで効率よく稼ぎたいからです。また、ニューヨークは経済指標が多く、ホールドしにくいです。経済指標後にトレンドが発生したとしても、エントリー後にトレード終了時間がきてしまいます。ホールドしたまま寝たくない点もあります。したがって、ニューヨークはスキャルで回転売買する方針です。
もちろん、ロンドン時間に乱高下すればスキャルピングすることもあれば、ニューヨークにエントリーしてそのまま持ち越す場合もあります。それは値動きしだいです。ただし、手法を併用する場合は、イグジットの基本方針は決めておくことが大切です。スキャルかデイトレか、いつも迷っているとトレードが安定しません。そうではなく、ロンドン時間はデイトレするつもりでトレードする。ニューヨークは短期の値動きでスキャルピングする。あとは値動きしだいになりますが、方針があるだけでトレード内容は安定すると思います。