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トレンドラインの角度で利食いする方法

トレンドが発生すると、必ずパーフェクトオーダーになります。
パーフェクトオーダーとは、上昇トレンドなら上から「ローソク足→短期MA→中期MA→長期MA」のように順番に並ぶことです。

デイトレードでは、短期トレンドに乗る必要があります。
そうすると、上昇トレンドならローソク足が必然的に25EMAよりも上にある場面(=パーフェクトオーダー)です。いつもこの場面を思い浮かべるようにしています。

昨日のポンドオージーを見てみます。
15分足です。

トレンドライン1と2が短期トレンドで、パーフェクトオーダーの場面です(短期移動平均線に沿って引けるから)。トレンドライン3は、15分足レベルで中期トレンドです(中期移動平均線に沿っているから)です。

トレンドライン2に沿ってトレンドフォローしたとき、利食いする場面はシンプルです。それは、トレンドライン2を下抜けたときです。下抜けるまでホールドしておく、ということです。

デイトレードでは、利益確定がとても難しく、利が乗るほど相場観で判断することが多くなる傾向にあります。そろそろ利食いしようかな、という感じです。これは私だけでしょうか。もちろんエントリー前はテクニカルで、ここに到達するまでホールドする、という意気込みはあります。待っている間に含み損に転落するのを恐れてしまいます。ですから、利が乗ったら適当利食いしてしまいます。勝ちトレードなら、それはそれで良いのでしょうが。

ただ、一つだけ守ろうと思うことがあります。
それは、「急角度のトレンドラインを抜けるまでホールドする」ことです。チャートでは、トレンドライン2のラインです。これは、短期移動平均線に沿って引いていますから、一番急角度のトレンドラインになります。

このトレンドライン2より早く利益確定してしまうと、利幅がいつも少なくなります。もちろん天井で利益確定できることもありますが、伸ばすときに伸ばせないのです。値幅を達成したとか、レジスタンスラインにぶつかったなら、トレンドライン2を下抜ける前に利益確定しても良いのでしょう。特に根拠がなければ、短期移動平均線に沿ったトレンドライン2を下抜けるまでは、なるべくホールドしておきます。

日計りのデイトレで100pips以上の利幅を目指すなら、忘れないようにしたいです。私もなかなか100pips以上は取れませんが、こういったテクニカルで判断していれば、また取れると考えています。