トレードスキル PR

順張りスキャルピングの例

昨日の相場で、順張りと逆張りを組み合わせた場面があったので見てみます。まず、長い時間軸で1日の状況を把握します。チャートは、ユーロドル5分足です。

これを見るだけでも、1日前からの相場が分かると思います。当日の高値をブレイクした時に順張りでエントリーしたのが、矢印の2か所です。最近の値動きでは、高値安値をブレイクすると「必ず」値幅が出るのが特徴です。ここを把握できている方は、先週からの相場をよく観察している証拠です。同じ相場の波が続いている時、値幅もチャートも同じになり易いという事は伝えました。今回も同様ですので、ブレイクする時にエントリーするだけです。

エントリーするだけといっても100%勝てるわけではないし、だましもありますので一連のトレンドでトータルで勝てば良いという判断が大事です。では、1分足で見てみましょう。

ブレイク後はしっかり値幅を出していますね。順張りロングで決済したら、すかさずドテンのショートです。この時のトレード履歴が下記です。

順張りをやっているのは今回だけではなく、今週はそこそこやっています。FOMC後の波が月曜日から継続しているのが分かってからです。数秒で5pips~10pips近く抜けるので、確率の高いポイントで使うとより利益が増しますね。ただ、一番駄目なのは毎日ヤミクモに順張りする事です。その相場の波が順張りしても勝てるかどうか、です。値幅が出る場面か見極めが必要です。

順張りは、「季節もの」位に考えておくと無駄なトレードも減って、取れる時期にボーナス的に刈り取る感覚でいます。順張り、逆張り、どちらを否定する事もなくどちらも上手にトレードできる。それは、相場次第である。順張り派、逆張り派、どちらかに偏ってはいけません。プロは相場に合わせて両方やります。