トレンドラインは、高値側、もしくは安値に引きます。
いざトレードで使うなら、ローソク足がトレンドラインにぶつかった時まで待つ必要があります。しかし、すでにトレンドが終わっていることも多く、判断が遅くなります。そのトレンドの高値、安値に引くからです。
そうではなく、トレンドの真ん中にラインを引くと判断が早くできます。
次のチャートは、現在のポンドニュージー30分足です。
前半は高値側のアウトラインですが、後半は安値側のサポートラインになっています。このように引くと、トレンドが出る前に判断できます。
もし、トレンドの上限と下限にラインを引くと、次のようになります。
上昇なら、高値を超えて上限のラインにぶつかるまで待たなければなりませんし、下落なら下限のトレンドラインにぶつかるまで待つ必要があります。そうすると、すでにトレンドが出ています。
しかし、真ん中のラインを引けば、丸印の箇所ではトレンドの真ん中にいますから、これからトレンドが上下どちらに発生するのかを観察できます。そのトレンドの上限や下限付近でポジションをもつのではなく、真ん中でポジションが持てるということです。
なお、ポンド円30分足と比較してみると、相場環境の違いがわかります。
水平ラインは引けますが、斜めのラインは難易度が高いです。もちろん引けますが、ポンドニュージーと比較したとき、ポンドニュージーの方がチャートがきれいということです。より簡単な方でトレードしたいので、比較してみるのも良いです。