トレードスキル PR

目線とタイミングが必要

CPIが終わりました。
ドル円は一瞬で200pipsの急落ですから、相変わらずドル円の注目度は高いです。

指標後、多少の戻りはありましたが、そのまま下げて行きました。指標から5分後の戻りは、フィボナッチで23.6%で反応していたので、このまま下げると思いましたが、トレードは失敗でした。 なぜ失敗したのか、見てみます。 下記、CPIのドル円1分足です。

下目線だったのでショート回転しましたが、エントリーしたのは全て丸印のポイント。
つまり、下ヒゲでショートしています。陰線が出て、ショートしたら戻ってしまい、損切りしてからまた下げて行く。この繰り返しになりました。これは負けるパターンなので、注意しなければなりません。エントリーしたときは、既に陰線が出来上がっており、戻りを待たなければなりません。

1分足だと特殊に見えますが、もっと上位足の15分足や1時間足でデイトレードするときも同じなので、スキャルピングに限った話ではないで注意が必要です。

たとえば、デイトレードは押し目や戻りでエントリーすることを何度も書いています。 突っ込み売りを推奨することはありません。 それなのに、上記の1分足では、明らかに突っ込み売りです。これはリスクが高く、下ヒゲになると連敗します。上記が15分足ならショートしない場面です。スキャルピングは簡単にエントリーできてしまうので、手抜きになっていたということです。

では、どこでエントリーすればよかったでしょうか。
それは、1分足で戻ったとき、でしょう。

前の陰線が戻りを付け、次のローソク足が陰線を出し始めるタイミングです。

前のローソク足の安値を更新する前、ということになります。
始値付近になりますが、これはできるようにしておきたいです。 ローソク足の高値付近でショートするか、安値付近でショートするか、大きな違いです。始値でショートすると、そのまま上昇して陽線になる可能性もあります。

しかし、下目線なので下がることが前提です。陽線になればそもそも目線が間違っていたので仕方ないでしょう。陰線になっているのに、ショートして負ける。これが問題ということです。エントリータイミングが間違っていますから、始値付近でショートできるようにしたいです。

1分の中でも、下げる前にショートしておかなければなりません。 そのためには、前提となる目線(今回なら下)が決まっている必要があります。目線とタイミングが合致して、ようやくトレードで利益を上げることができます。目線は合っているのに損切りになる。これはタイミングが間違っていますから改善を要します。負けたら分析し、次に活かしていきます。