昨日の相場で、ドル円とユーロ円のどちらがエントリーしやすいか、という観点で見てください。まず、ドル円30分足です。
今週は、大きなギャップアップでスタートしていますね。
Aがサポートのネックライン、窓を完全に埋めきれなかったので、Bは窓を閉めるか意識されます。窓があったのでBがより強いネックラインになっています。結果的に、昨日の11:36にBを勢いよく下抜けましたが、どこかでショートできるかが重要です。15分足で詳しく見てください。
ABは、30分足と同じポイントです。
Cのネックラインがあります。小さなS波動を描いていますね。ABを結んだ強いサポートラインがあるので、CでS波動を描いたからといって、Bを下抜けけるかは分かりません。パーフェクトオーダーになり始めたポイントではありますが。私なら、Aのように反発する可能性も考えてしまいます。(下落する違う根拠をみつけていれば問題ないでしょう)
では、ドル円と同じポイントを、ユーロ円15分足で見てください。
ドル円15分足のCが小さなネックラインでしたが、ユーロ円もS波動になっています。ただし、ユーロ円は、すでに前日12/5の安値を下抜け、さらにパーフェクトオーダーも前日から発生しています。つまり、ドル円のBで下抜けるかわからないとき、ユーロ円ではすでに下降トレンドが始まっていたのです。
ユーロ円は、パーフェクトオーダー、前日安値を下抜け、S波動という根拠があります。ドル円と比較する、という前提だと、ユーロ円の方が安心してショートできるポイントです。確率的に、どちらの方が高いかという観点です。前日のニューヨーク市場→当日のアジアタイムの流れを見ていると、見落とさないです。昨日11:36の時点で、ユーロ円は、前日ニューヨーク市場の安値を下抜けていた、という事実があります。
ドル円、ユーロ円、どちらの通貨ペアも、どこでエントリーしても不正解にはなりません。私ならユーロ円で入るというだけで、少しでも期待値が高いポイントを見つけるかどうかです。