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じり上げ押し目のローソク足

昨日のドル円は、米指標で大きく上昇しました。
おとといのCPIと、チャートを逆さにしたような値動きに感じます。同じような値動きですから、昨日書いた「3本押し、3本戻し」が使えました。

昨日の指標後の1分足を見て下さい。
指標直後は陽線が何本か続きました。このときは、反落も考えられますから上昇トレンドになる予測はできません。ポイントは、Aでしょう。

陰線が3本ではありませんが、明らかにローソク足が短く、短いのに上下にヒゲを出しています。3本押しと考えていいでしょう。4本目の陽線から上昇トレンド回帰していきました。昨日の戻り売りと同じ見方です。

Bは、陰線が6本連続して、さらに移動平均線まで下げました。もし次の足から陽線が出るようなら、上昇トレンド回帰がイメージできます。

陽線と陰線を分けてみると、陽線は長く陰線は短いですね。これが長い陰線が続くと、買いが弱いのかと思います。リアルタイムでは、陰線だけどローソク足が短く、なかなか下がらない状況なら買いが強い証拠です。どこかでスイッチが入って高値更新してくるイメージです。そして上がり始めたらロングします。

今回は、1時間で70pipsほど上昇しました。
このようなじり上げは、押し目の数本をチェックして上げ始めるポイントを探すようにしています。3本押し、ローソク足の長さ、勢いやティックなど、リアルタイムで見ていれば上げ始めるポイントがわかってくると思います。それで、ようやくトレードで勝てるかどうか、でしょう。