ドル円以外の通貨ペアがよく動いています。
スキャルピングならユーロかポンドでしょうか。値幅の割にスプレッドが狭いので、ドル円よりもエントリーはしやすく感じます。ドル円は、短期トレンドとレンジの差が激しくなってしまいました。短期トレンドで猛烈に動いているときはスキャルピングできるのでしょうが、スプレッドとの戦いになる面もあります。実践は、自分がトレードしやすい通貨ペアでいいとは思います。
昨日のポンドドルは、トレンドに継続性がありました。
ボラティリティが高い状態が1日続くと、下記のように高値・安値の切り上げ・切り下げが明確になります。
介入のように、一時的に大きく動き、あとは膠着してしまうと、トレンドの波が消えてしまうので何ともやりにくいです。その点、今のポンドは短期トレンドが1日に何度も発生するので、スキャルピングしやすいということです。
移動平均線に角度がついたら、それに沿ってラインを引く。
そうすると、チャネルラインが引けるので反落しやすいポイントもわかります。特に、短期トレンドの後半はチャンスです。移動平均線の角度がつきはじめる前半は、どんなトレンドになるかわかりませんが、後半は前半の波が続くのでチャネルラインが引けます。
ABやCDは、短期トレンドの後半です。
さらに、エンベロープの一番外側なので、期待値としては高い場面です(逆張りショートのみ)。もちろんショートカバーが入って急騰するかもしれません。その場合は、大きな損切りになるでしょう。全ての短期トレンドで勝つことはできないので、確率で考えるしかありません。
短期トレンド発生→移動平均線に角度がつく→ラインを引く。
この作業は、忘れた頃に役に立ちます。相場が動かないと、どうしてもラインを引くのが面倒になりますが、毎日引いてないと、いざ動いたときに活用できません。ラインじゃなくても、その短期トレンドの波を何かで捉える必要があります。それはどんなチャートツール・インジケーターでいいと思います。
今日は四半期の月末ロンドンフィックスです。
今週は英国がフォーカスされているので、短期トレンドで数百pipsとかあるかもしれません。それも何度もです。損大利小にならないよう注意します。損大利小をやっていると、どんなトレードをしようが資産は増えないので、意識しておきます。