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フィボナッチファンの応用

トレンドラインを引くとき、際立った高値や安値を起点にしてラインを結ぶのが普通です。この引き方は、相場の流れや、このあと反発・反落しそうなポイントをイメージできます。デメリットは、ローソク足がそのラインにぶつかったとき、機能するか分からない点です。ちょっと起点の取り方変えると、ラインの角度は大幅に変わってきます。ですので、人により斜めのラインというのは全然違ってきますので、引いたトレンドラインが正しいのか分かりません。

このデメリットを解消する別の引き方があります。ブレイクしたあと、後付けで引くやり方です。後付けなので、相場がすでに動いた箇所に、ラインを当てることが可能です。

次は、ドル円30分足チャートです。

上昇トレンドが発生していることが前提で、Aで急落しました。相場が動き急落したポイントに当てて引けばいいので、とても簡単です。これだと、すでにAで下へブレイクしているので意味がないように感じます。トレンドラインの基本として、あるトレンドラインがブレイクしても、その下で何度か反発します。Aで下へブレイクしたあと、そのまま下げ続けるのではなく、どこかで「何回か反発する」ということです。Aが1回目のブレイクだとすると、2回目や3回目の反発を、Aを起点にしてトレンドラインを引くことによりイメージできるようになります。Aのトレンドライン1本ではなく、フィボナッチファンが便利です。

同じチャートに、フィボナッチファンを引いたのが下記です。

Bがフィボナッチ38.2%、
Cがフィボナッチ50.0%です。

通常のフィボナッチファンと違う使い方なので、参考程度にしておいて下さい。プライスの何パーセント戻しではなく、ラインの角度の何パーセントという使い方です。いつも38.2%や50.0%が機能するというものではありませんが、相場は1回でストンと下落するのではなく、「何回か反発」して高値を切り下げていく、という認識ができます。どこかで反発しますから、その目安になります。

トレンドライン1本だけでトレードするのではなく、後付けでラインを引き、2回目や3回目の反発ポイントをイメージする方法もあるということです。1本だと、先に引いておいてプライスがぶつかるときに機能するか否かになりますが、1回目のブレイクから、後付けで確実にラインが引ける箇所を見つけ、次の反発箇所を見つける方法もあります。

フィボナッチファンは、MT4の「挿入 → フィボナッチ → ファン」から選択できます。