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期待値がある押し目のつけかた

昨日のポンド円の相場は、押し目をつけてから上昇していきました。17時ころ安値をつけ、ニューヨークタイムまで上昇です。1時間足で相場環境を振り返ってみます。

Aが、昨年安値のネックラインで、「値が止まるポイント」「値が走るポイント」でした。「上がるならココから」というポイントですね。では、どんな押し目だったのか、1分足で見てください。

Aに到達するまで、エリオット波動でいう下降3波をかもし出しています。テクニカル的に、下げ方が綺麗ですね。短期の下降トレンドが値幅達成といえます。そうなると、長期の上昇トレンドに戻りやすくなるのと、何よりもAが強烈なサポート帯です。

Aを下抜けるにしても、この短期トレンドはエリオット波動が完成したので、止まる確率が高いです。短期の下降トレンドが終わり、長期の上昇トレンド回帰という流れです。Aがその起点になったということです。

もし、押し目のつけかたが下降3波ではなく、だらだらと下げてAにぶつかっていたら、きれいに反発しないかもしれません。Aを下抜けて短期の下降トレンドが発生する可能性もあります。今回は、テクニカル的にきれいに下げたので、その後の反発もきれいなのでしょう。

また、Aは、エンベロープのゾーン②に到達しており、スキャルピングでもエントリーできます。エンベロープのサインと、サポートラインにぶつかり反発する根拠が重なるので、期待値は大きなプラスですね。Aは、デイトレードでもスキャルピングでも入れるポイントです。どちらの手法でも、勝てるトレード例といえます。