トレードスキル PR

スプレッドにより順張りが必要(スキャル)

今日は、9時からドル円が下落しています。
株安も関係しているのでしょうか。ドル円クロス円が急落する相場は、定期的に訪れます。急落は値幅が出るので、スキャルピングしやすいです。ただ、2か月前から「スプレッド」が開きますね。これは仕方ないので、それに合わせたトレードをすればいいだけです。

トレードしている方は、どんな時にスプレッドが開くか分かると思います。スプレッドが開くということは、個人投資家がこぞって注文をするところです。そこでトレードすれば勝ちやすい場面です。つまり、スプレッドが開く場面=勝ちやすい場面、ということになります。先ほどの9時から下げたとき、どんな場面でスプレッドが開いたか、下記を見てください。

大手5社のレートを見ていますが、どこも「丸印」の同じ場面で開きます。直近2ヶ月、短期トレンドが出た時に、高値や安値を更新する時に開くのが常とうといえるでしょう(ヒロセ通商やJFXは好意的です)。順張りも逆張りも、下降トレンドのときに安値更新でスプレッドが開くと、トレードしにくいですね。

そこで、スプレッドが開かない場面でトレードするようにしています。それは、順張りになります。同じチャートだと下記のポイントです。

下降トレンドは、戻り高値をつけてから下げていきますから、たとえばABCDEのところが順張りポイントです。共通しているのは、高値を切り下げるときです。高値を切り下げ、そこから安値更新を目指していく。Cのように下げずにDまで上げる場面もありますから、高値を切り下げたからといって全て安値更新するわけではありません。

しかし、安値更新したときしかトレードできないと、スプレッドで苦戦します。戻った時にスプレッドが開かないときこそ、順張りのチャンスです。

E以降の上げトレンドは見ていませんでしたので、スプレッドがどうだったかわかりません。おそらく、各社とも高値更新はスプレッドが開き、押し目で「安値」を切り上げるタイミングは閉じたままでしょう。ですから、短期上昇トレンドは、順張りのロングをやるといいでしょう。

今はスプレッドで苦労しますが、逆に、こういう相場でトレードの土台を広げるとか新しいポイントでエントリーしてみるとスキルアップになります。この相場で勝てるようになると、今後どんな相場になろうが、対応できるようになります。難しい相場=自分が成長する相場です。