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通貨ペアごと見極めポイントは違う

今日は、月末で四半期末です。
今週はボラティリティが高いので、24時のロンドンフィックスは乱高下に注意でしょうか。

さて、効率よく利益を出すには、1回のトレードでなるべく利幅を取ることが必要です。10pips取るにしても、1pipsを10回トレードするよりも、1回のトレードで10pips取る方が、効率は良いです。スプレッドが10回かかるより、1回しかかからない方がいいですからね。もちろん回転させて1pipsを10回取る方が期待値が高い場面もありますので、相場の場面によります。

利幅を伸ばすときは、逆張りよりも順張りであるトレンドフォローが有利だと考えています。トレンドフォローは、「値が走り出す」ポイントを見つければ、可能になります。たとえば、昨日の相場だと、次のようなポイントです。

まず、ユーロドルの15分足です。

大局が下降トレンドであることが前提で、「いつ」下げ始めるかの見極めが必要です。それは、2本のラインを引き、パーフェクトオーダーであることを確認すればOKです。ラインが2本あれば、根拠が2つになります。ただし、実戦ではすぐにエントリーできるものではありません。見極めポイントでは、数十分~数時間の我慢が必要です。下げ始めたけど、本当に下げるか気迷い状態のときです。ブレイクしたから、一直線でトレンドが開始するわけではありません。このAの見極めポイントでの立ち振る舞いが、明暗を分けるものです。しっかりチャートを観察しましょう。

次は、オージードルです。

オージードルは、昨日、かなりのストップロスが設定されていました。Aが見極めゾーンです。ストップロス帯が広く、急反発もありえたので、難易度は高い印象です。

次はドル円です。

トレンドラインとカウンタートレンドラインを上抜けた、Aが見極めポイントです。パーフェクトオーダーになりかけなので、典型的なパターンとはいえませんが、ニューヨーク時間でもありますし、「値が走り出すならココ」という場面です。

最後に、ポンドドルです。

急降下するわけでなく、戻りを付けてから(助走をつけてから)下げています。この、戻り場面が見極めポイントでしょう。どの通貨ペアも、ライン1本ではなく、2本引いています。こういう場面でトレンドフォローすれば利幅が取れる、という証拠を積み上げていきましょう。トレンドは、毎日あるわけではないので、普段から準備しておかないと、いざトレンドが発生したときにエントリーできません。どんな値動きでも対応できる準備だけはしておきたいです。そのためには、毎日チャート分析し、自分で考えることが必要です。

見極めポイントはそれぞれ違います。
やりやすい通貨ペアでトレードすれば良いでしょう。