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じりじりトレンドのスキャル

昨日の23時の指標で、特徴的な1分足となりました。
下記はユーロドルです。じり安で戻りがなく急落しています。こんなとき、どのようにスキャルピングすればいいでしょうか。

まず、この下げは第一波なので、どこまで下げるか分かりません。また、途中で急騰するかもしれず、1分先は未知数ですね。ただ、短期トレンドが発生する場合、数分とか10分足らずで終わることはなく、30分とかそれ以上続きます。下げ始めてから、もしかしたら数十分続くかも、という想定でトレードするといいかもしれません。

トレンドの最初は、移動平均線の角度がでません。ある程度下げると角度がでますから、移動平均線に沿ったラインが引けます。下げるなら、この角度でひたすら高値を切り下げるイメージです。どこまで続くか分かりませんが、1分ごとに高値を切り下げるか注意深く観察し、順張りでショート回転させていくトレードが可能です。

ユーロドルではなく、ドル円も同じです。

ドル円は短期上昇トレンドになります。
130.00円があったので、ここまで目指すかな、という目安がありました。同じように移動平均線に沿ったチャネルラインを引き、この角度でじりじりと上げていく想定でロング回転させるしかないでしょう。私はドル円ではなくユーロドルでトレードしましたが、ドル円が130.00円目指すならドルが買われるので、ユーロドルが下げるイメージでした。

今後も、このような「じり上げ」「じり下げ」はたくさんあるはずです。

昔と比較してかなり増えました(もう何年も同じこと言ってますが)。AIだかシステムだか、機関投資家の機械的な売買による形なのでしょう。こういう相場で順張りをしてけば、スキャルピングの期待値は高い気がします。

じり上げやじり下げなど、終わってみないとわからないものですが、第一波の途中から「もしかしたら」という想定ができるようにしましょう。押し目や戻りがあれば、楽に判断できます。逆に、このような、押し目や戻りが無いときは難易度が高く感じます。相場が終わったら復習し、経験値につなげていくしかありません。

毎回、トレンドは形も値幅も全く違います。
裁量で判断し、自分でクリックしてトレードする。日ごとの値動きに対応するには、これしかありません。