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デイトレードの典型

デイトレードでエントリーする場合、15分足と4時間足の2つの時間軸をベースとしています。全ての時間軸を見ようとすると疲れるので、2つだけに絞っています。

昨日のポンドオージーは、2つの時間軸(15分足と4時間足)で典型となるパターンが出ていました。まず、15分足を見てください。

黄色の四角は、ヘッド&ショルダーズです。単なるもみ合いかヘッド&ショルダーズか、どちらにも見えますが、白の水平ラインがネックラインになります。パーフェクトオーダーで、Aが戻りです。移動平均線も、Aの戻りのときにはネックラインを下抜けています。このように15分足だけでも、下げる根拠がいくつかあります。

そこで、上位足にあたる4時間足の環境が重要になります。

15分足のネックラインと4時間足のネックラインは、同じです。4時間足だと、ずっと下降トレンドが継続していました。4時間足は下降トレンド回帰、そうすると、15分足も下降のパーフェクトオーダーになったので下降トレンド回帰する想定ができます。下位足と上位足で、方向性が同じになりました。

このような見方が、デイトレードの典型です。

全ての時間軸、たとえば週足から1分足まで全て同じ方向性になるのがベストですが、それを待っていたらエントリー回数が激減し、トレードしている意味がなくなります。あくまでも、基準にする時間軸を上位足と下位足の2つに絞ることで、そこそこのトレード回数が出てきます。

私は15分足と4時間足が基準です。そうすると、他の時間軸ではエントリーシグナルが出ないことがあります。上記のポンドオージーで、15分足と4時間足はシグナルが発生していました。このときの1時間足と週足を見てみます。

まず、1時間足です。

ローソク足は200EMAより下にきましたが、25EMAと75EMAがついてきて無いですね。1時間足だけ見ても、下降トレンドには見えません。次に、週足を見てみます。

下降トレンドではないことは、すぐに分かります。

このように、全ての時間軸で方向性が同じでなくても、自分が決めている2つの上位足と下位足でシグナルが出れば、エントリーしています。今回は、15分足と4時間足は、下方向で流れが一致しており、デイトレードの典型といえるパターンです。