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損益率の考え方

前回の記事で、エントリーする前に損益率を考えること、特に損切りポイントを先に決めると良い点について書きました。ポンドニュージーを例に挙げましたが、その後の相場(おととい)で、ポンド円が同じような環境でした。エントリー前に、損切りポイントを決めやすい形でした。

チャートを見てみましょう。15分足です。

ネックライン①で、水曜と木曜の高値が同じことが分かります。ネックライン②では、金曜日に当日高値を上抜けできなかったAがポイントでしょうか。これは、5分足を見ると分かりやすいです。

Aは、15分足と同じ箇所です。

ダブルトップか、トリプルトップに見えますが、ネックラインがレジスタンスになって、Aで完全に頭を止められています。ここで、損益率を考慮したショートができます。

Aに当たった時、すぐにショートするのではなく、反落したことを確かめてからエントリーするのが良いでしょう(上位足でショート目線になっていることが前提です)。チャートの四角のあたりです。いつも書いていますが、イメージ通りの展開になったらエントリーすることが大事です。Aにぶつかって落ちて欲しいという期待でエントリーすると、祈ることになるのであまりおすすめはしません。

Aで反落したあと、四角あたりでエントリーすると、損切りはネックラインを上抜けときがいいので、-15pips~-30pipsでしょう。利益確定はリスク1に大してリターンは最低1、ベターなのはリターン2や3です。これは、値幅観測や次のサポートラインをみれば、算出することができます。

このように、損益率を決めることができ、かつ、テクニカル的に説明がつくポイントでトレードすると、トータルで勝つことができます。