トレードスキル PR

スキャルピングで利幅を伸ばすポイント

トレードは、損益率を上げることが重要です。
スキャルピングも同じことが言えます。いつも数pipsの利幅だと、少し大きめに負けた時に利益が飛んでしまいます。ここぞという場面では、利幅を伸ばすよう意識しています。

どんな場面で利幅を伸ばすのか、昨日のドル円で見てみます。下記はトレード履歴で、23時23分のショートで11.6pipsの利幅となりました。普段のスキャルピングは数pipsの利幅ですが、ここは10pipsは取れると感じた局面でした。

どんな場面だったのか、1分足で見てください。
矢印が、ショートした+11.6pipsの箇所です。

まず、1と2で、同じプライスで反発しています(146.50円です)。そうするとネックラインが引けますから、おのずと3が出てきます。3は、3度目の下値トライといえるでしょう。この3という数字がヒントです。

1回目、2回目で146.50円のネックライン下抜け失敗。3度目のトライです。ですから、下抜ける可能性が高くなり、もし下抜ければぐんぐん下がる想定ができます(結果はあまり下がらなかったのですが)。3回目で失敗し、4度目5度目となればさらに確度は高まるでしょう。

もちろん下抜けできないと、反発する力も大きいです。ですから、下抜けを期待してショートするのではなく、下抜けを確認してから入るほうが確実です。3で下抜けを確認し、S波動となり矢印でショートできます。矢印は、移動平均線もレジスタンスですし、直前の3本戻しもあります。したがって、安値更新までホールドしてもいいかなと思える局面です(それが10pipsくらい)。

利幅が伸ばせそうと感じる場面は、人それぞれ違いと思います。数十回に1回くらいは、いつもよりも利幅は伸ばしたいですね。いつも伸ばそうとすると、損切りも増えますし、トレード内容が変わってしまので注意が必要です。ここは伸ばせるかも、と思ったら場面だけ伸ばすようにするといいかもしれません。

たまに利幅を伸ばすと、損益率が向上します。