わたしはブランド品にあまり興味がなく、高額な洋服・もの・車は持っていません。家も自宅兼賃貸で、アパートの一室に自分が住んでいます。時計もスマートウォッチです。洋服は全てファストファッションで済ませ、1年で買い替えるつもりで回しています。オシャレのセンスがない地味なおじさんになってしまいますが。
以前は、ワンシーズンで捨てるなんてもったいないと思っていました。しかし、どんなに高額なものでも、季節が一周するとなんだか興味がなくなり、あまり身につけなくなります。飽きてしまうのです。

その理由は、上記のものは資産ではなく「消耗品」だからです。浪費とは言いませんが、結局のところ自分にとって消耗品は「なんでも良い」ということです。高いものを身につければ満足度は高いかもしれませんが、お金を生み出すわけではありません。ただの自己満足に過ぎず、何の価値も生み出さないからでしょうか。
一方、投資はお金を生み出す行為ですから、世の中に価値を提供でき社会貢献になります。さらに、利益がでれば税金という形で国民の義務を果たせます。「世の中に価値を生み出す」投資は、消耗品を買う浪費とは異なり、満足度も幸福感も極めて高いです。投資は一度始めたらやめられない、というのがこの20年投資をしてきて思う事です。
また、投資には、「育てる感覚」があります。
長い時間かけ、お金のなる木を育てるイメージです。浪費は、他人が育てた果実を買い取るだけです。儲かるのはその果実を育てている人や企業です。このように書くと、浪費は悪で、投資が正しいことのように聞こえます。しかし、お金の使い方は自由です。浪費しても、誰に迷惑をかけることがなく、幸福度が上がるなら、大いにすべきでしょう。その人の生き方しだいですから、どちらか一方を批判してはいけません。浪費か投資かは、自分で決めればいいだけです。
では、「大金を投入している投資」も浪費と同じように「飽きる」ことはあるのでしょうか? 個人的には、飽きはこないと思っています。お金のなる木を育てているからです。ただ、投資そのものは飽きないにしても、個別商品や手法は流行り廃りがあるので、その時どんなに良いものだと思っていても、いつか飽きがくるかもしれません。
いったん別の分野に興味を持ち始めると、その気持ちは二度と後戻りできない気がします。それがいつやってくるのか。飽きないと思っていても、生活環境や考え方の変化で突然変わるかもしれません。それは自分でもわからないです。
今のところ興味がある投資は次の3つです。
①FX
②不動産
③配当株
この3つは、ブログで紹介しているとおり実践中です。FXは、それ自体はお金を生み出すものではありません。浪費とも投資とも言えるでしょうか。不動産と配当株は、お金を生み出すので投資です。たしかに、不動産と配当株は飽きる気がしません。一方、FXは、なんだかよくわからない魅力にとりつかれているという感じで、自分自身が気持ちのうえで区分できていません。
どちらにしても、興味があるうちに、後悔のないようしっかり投資しておきたいと思います。